○議長(
青柳宗五郎君) 16番、
高久昭二君の質疑を終わります。 他に質疑ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 これで
市民福祉常任委員長の報告を終わります。 次に、
産業建設常任委員長の報告を求めます。9番、
阿部則比古君。
◆9番(
阿部則比古君) おはようございます。
令和元年6月18日、
産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、6月19日午前10時から
田沢湖総合開発センター大集会室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。
出席委員は、6名全員が出席しております。 説明のため参与として出席を求めた者は、
八柳農林部長、
細川観光商工部長、
草なぎ建設部長ほか
関係職員であります。 会議の書記には、
議会事務局堀川係長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案3件であります。 それでは、議案ごとに御報告いたします。 初めに、議案第58号
観光商工部、農林部及び建設部に係る
消費税法及び
地方税法の一部改正等に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定についてを御報告申し上げます。 議案については、
関係当局より詳細な説明を受けました。 本案につきましては、
慎重審査の結果、
全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第60号 仙北市
基金条例の一部を改正する
条例制定についてを御報告いたします。 議案について、
関係当局より次のような詳細な説明を受けました。
森林環境税及び
森林環境譲与税に関する法律が4月1日から施行されたことにより、譲与税が配分される。この譲与税は、手入れのされていない私有林の人工林の所有者が市町村へ管理を委ねた場合、市が管理していくために今後の事業の財源として基金を創設するものです。本年度は、
森林所有者への意向調査、専門家へ相談するための
林政アドバイザーの
業務委託を予定していると説明を受けております。 委員からの質疑は、次の点に要約されます。 1点目として、
林政アドバイザーの業務内容及び契約について。 2点目として、公有林の
路網整備について。 3点目として、
事業展開に伴う収益について。 これらの質疑に対し、当局からの答弁は次のように要約されます。 1点目の
林政アドバイザーの
業務委託については、1年契約として更新を予定している。私有林において、間伐などの手入れが何年もされていない森林の所有者からの同意を得て、間伐などの手入れをすることになるが、森林の状況、地理的な状況が分かる方に
アドバイスをいただきながら、全面積を進めることになる。また、仙北市
森林整備計画など、計画をつくる必要があり、環境税に関わる部分のみならず、林業一般についての
アドバイスを予定している。 2点目の公有林の
路網整備については、この譲与税は私有林に限定されている。公有林については、市で管理しており、手入れがなされているものと位置付けられているので、仙北市の市有林も財産区もこれに該当しない。この該当しない部分については、市の予算において管理することになる。 3点目の
事業展開に伴う収益については、所有者からの同意に基づき市で間伐を行う場合は、今のところ
切り捨て間伐のみを考えており、収入を見込まない間伐により進めたい。仮に、間伐して収入が見込める森林だと、意欲のある
林業経営者に再委託する制度となっている。国の考え方としては、
林業経営者に預けられない場合は、間伐を繰り返して混交林にしたり、長伐期施業に向けるように示されている。いずれ、私有林の所有者から、どれだけ仙北市へ管理を委ねられるのか、実際には事業を実施しないと分からない部分もあり、おおよその数を把握した段階で、関係団体、林業者と相談しながら進めたい。また、国の使途にあっても作業路や林道もこの譲与税で対応できるとなれば、使い方は増え、ますます手入れがしやすい状況になってくる可能性があるので、国などの方向付けを確認しながら、模索することになるかもしれないが、協議しながら
事業展開にあたりたい。 以上のような答弁がありました。 委員からは、仙北市にとって有効な施策になる可能性が大きい。仙北市の財産を守ることにつながるので、工夫を重ねながら手入れの行き届いた、災害に強い山林をつくるため、頑張って取り組んでいただきたいとの意見も出されております。 本案につきましては、
慎重審査の結果、
全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第67号 令和元
年度仙北市
水道事業会計補正予算(第1号)を御報告いたします。 議案については、
関係当局より詳細な説明を受けました。 本案につきましては、
慎重審査の結果、
全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 以上をもって、
産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(
青柳宗五郎君)
産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。16番。
◆16番(
高久昭二君) 若干、確認したいと思います。どうも御苦労さまでございました、
慎重審査。 1つは、議案第58号の
観光商工部、それから農林部及び建設部に係る
消費税法及び
地方税法の一部改正等に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定についての委員長の説明の中に、森林環境アドバイザーを設置することで、1年更新でされる見込みであるということでございましたけども、具体的に環境アドバイザー、森林環境アドバイザーというのは、どのような資格の方がなれるというか、申し込み、または公募するのか、その辺のあたりちょっともしお分かりであればお伺いしたいと思います。ああ、65号ですね、失礼しました。60号でございます。
基金条例の一部を改正する
条例制定について、ちょっと議案項目間違いまして大変失礼しました。 それと、私有林の間伐を行う、市がかわって行うわけでございますけれども、その場合、所有者、私有林の所有者からどのくらいのお金、まあ無料ということにはならないと思うんですけども、そこあたりはどのような取り決めになる予定なんでしょうか。もしお分かりであればお答え願いたいと思います。
○議長(
青柳宗五郎君)
産業建設常任委員長。
◆9番(
阿部則比古君) それでは、高久議員の質問にお答えいたします。 この森林アドバイザーについて、どのような方を選任するのかというお話でございましたけれども、まあ極端に言えば市の職員でもいいわけですけれども、ただやはりこういうことですから、やっぱり現場に精通した、習熟した方でないとなかなか難しい面もあるということで、そうした専門的な知識を持った方にこれをアドバイザーに委任したいということでございました。それで、どういう立場の方だとかどういう資格のある方かというようなことは説明ございませんでした。恐らく必要ないものだろうと思います。専門的な知識を持った方というような説明でございましたので、その点は以上でございます。
◆16番(
高久昭二君) (聞き取り不能)
◆9番(
阿部則比古君) その委託する方の負担金については、詳しい説明がございませんでしたけれども、私どもそれはもう全くないもんだろうというふうに認識はしておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
青柳宗五郎君) 16番。
◆16番(
高久昭二君) そうすれば再確認ですけども、無料でやっていただけるということでよろしいわけですね、私有林については。
○議長(
青柳宗五郎君)
産業建設常任委員長。
◆9番(
阿部則比古君) その点につきましては、極端な話すれば林業に興味がないと申しますか、そういう方が委託するということなので、それに対する対価も払うこともございませんし、これ国の政策なので市の負担もございませんから、そういうことだということでございます。
○議長(
青柳宗五郎君) いいですか。16番、
高久昭二君の質疑を終わります。 他にありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 これで
産業建設常任委員長の報告を終わります。 次に、予算
常任委員長の報告を求めます。15番、
八柳良太郎君。
◆15番(
八柳良太郎君) おはようございます。 私のほうから予算常任委員会の報告をさせていただきます。 議員各位におかれましては、審査の経過及び結果については御承知のことと思いますので、要点のみ抜粋して御報告をさせていただきます。 6月18日に付託された、議案第64号 令和元
年度仙北市
一般会計補正予算(第1号)につきまして、同日と同月25日及び26日の3日間にわたり、
田沢湖庁舎第1会議室において予算常任委員会を開催いたしました。
出席委員は3日間とも17名全員で、青柳議長には職務出席をいただきました。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、進藤
病院事業管理者、
戸澤代表監査委員ほか
関係職員でした。 会議の書記は、議会事務局の高橋係長、堀川係長、
高橋技術員を任命し、職務のため高階次長が出席いたしました。 6月18日は、議案質疑の後に総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会を本委員会の各分科会として設置し、所管する款項ごとに分担して審査することを決定しました。 各分科会の審査は、6月19日と同月20日に行いました。したがって、審査の期間は、分科会審査も含め延べ5日間でした。 分科会の審査報告から、主な事項を抜粋し、要約して報告をいたします。 初めに、総務文教分科会からは次の3項目であります。 地域おこし協力隊事業費19万5,000円について。 地域おこし協力隊として、ドローン関係で活動されている播磨靖之隊員からの雇用の形態の変更の申し出に伴うものである。播磨隊員は来年7月までの任期があるが、今後の活動において、現在の市の職員としての直接雇用のままでは営業行為が禁じられているため、雇用の形態を変更することにより、将来の定住を見据え、営業活動も含めた様々な活動を展開したいということから、活動報酬等に対する支出科目の変更による予算の組み替えである。これまでに培われたノウハウを活かして、様々な場所でドローン技術を最大限に活用していただき、観光振興にも寄与されると期待をしている。 2点目であります。モビリティーサービス推進事業費181万1,000円について。 この事業は、地域公共交通における運転手不足の課題に対応するため、東京都の「モネテクノロジー」に委託して、白岩のデマンド型タクシーと抱返り方面の観光周遊バスに調査装置を取り付け、そのデータを収集・分析し、将来の自動走行につなげるという取り組みである。予算は、システムの初期設定や調査機器の賃借料及び周知チラシ作成が主な内容である。 3点目であります。小学校費及び市民野球場、管理運営費441万3,000円について。 この経費は、中川小学校の野球場のトイレの借上げや水道の引き込み、外野フェンスネットの購入のための経費と、雲然野球場のトイレ・物置のレンタル、ダッグアウトの改修、外野フェンスネットの購入のための経費が主なものである。さらに、老朽化が著しいトイレ、倉庫など野球場全体の環境整備については、既存の修繕料や全体の予算執行状況を確認しながら対応を考えたい。 総務文教分科会では、中川小学校、雲然及び角館東地区公民館の各野球場を視察し、改めて指摘した事項等を確認し、早急な整備・改善について申し入れした。 次に、市民福祉分科会です。 プレミアム付商品券事業費4,384万1,000円について。 本事業は、今年10月からの消費税10%への引き上げに伴い、低所得者や子育て世代の消費を喚起・下支えすることを目的に実施するものである。全額、国の補助により、最大で2万5,000円の商品券が2万円で購入できるもので、全国一斉に行われる事業である。 委員から、「同一の世帯内に課税されている方がいれば対象とならないことは、低所得者の消費を下支えする目的に矛盾している。また、子育て世代として3歳半までの世帯が対象だが、本当にかかるのはそれ以上の子育て世代なのではないか。」との質疑に、当局からは、「共感する。地方の意見も参考にしながら、よりきめ細やかに対応していただければさらに良かったが、全国一斉の国の制度なので受け入れるしかない。」との答弁がありました。 さらに、委員からは、「今回のプレミアム付商品券は、低所得者や子育て世代が対象という条件付きだが、例えば譲り受けて利用した場合の対策はあるのか。」との質疑に、当局からは、「対策はないが、引き換えの記録と、対象者が何回引き換えたのか履歴は残る、そういう仕組みになっている。」との答弁がありました。 最後に、産業建設分科会です。
ジビエ振興事業費補助金150万円について。 これは、主に猟友会の会員で構成される「
田沢湖ジビエの会」が、法令等による許認可を得て整備する加工施設に対する補助である。農産物への鳥獣の被害対策も含め、捕獲された鳥獣の処理は自家消費されているケースが大半であり、この場合には、特段、許認可等が必要とはされていない。現在では、ブルーシートなどで覆い、処理されているケースもあり、これを法令等に基づき建物を整備し、電気、給排水、浄化設備も備えたいとのことである。最近、県南部でイノシシの被害が発生しているとの情報もあったが、こうした農作物の被害に対しては、どこからも補填されることがなく、農家にとっては、捕獲した鳥獣の処理や焼却などの負担だけが残ってしまう現状にある。ジビエ振興を活用し、農作物への被害対策にも取り組まれている先進自治体に遅れないよう、まずは補助することから始めることなので、基本的には「利益重視のための補助ではない」と考えている。通学する児童生徒にとっても、これまでの簡易な施設から、各種の法令等に適合したより良い環境が整備され、外から見えないように配慮されている。安全・衛生面を含め、しっかりと取り扱っていただくようサポートをしていきたい。将来的には、地域独自の食材としてのステージがつくられると観光につながる側面もあるので、関係者と意見交換しながら、総括的な振興対策を計画していきたい。 審査の過程で、委員から、1、販売に伴う利益が発生した場合の市としての考え方について、しっかりと話し合っていただきたい。2点目、猟友会同士の連携のもと、ジビエが特産品となるよう取り組みを支援していただきたいとの2点について意見が出されました。 各分科会報告の概要は以上であります。 次に、討論に移ります。 討論では、2人の委員から反対の立場で次に要約される討論がありました。
ジビエ振興事業費補助金150万円に対して、
生保内財産区から財源として75万円が支出されるが、仙北市全体としての有害鳥獣の処理ならば、
生保内財産区からの財源負担には疑問がある。設備の付近には、高齢者グループホーム「ゆうゆう」、「ショートステイ田沢湖」があり、さらに生保内小中学校の通学路にもあたっている。特に、小学低学年では、人と動物との触れ合いの大切さも学習されているため、多感な児童にとって、通学路にジビエ加工施設があることはふさわしくない。来春には総合給食センターがオープンするので、ジビエ加工施設として、現在の田沢湖給食センターの活用を検討すべきである。施設が整備されることにより、直接市民の目には触れないとのことだが、
野生動物特有の臭いには不安がある。 以上の理由から、ジビエ解体処理施設へ補助する本補正予算には反対である。 このたびの補正額8,991万8,000円のうち、国庫支出金4,526万円は予算額の50%以上を占めている。この内訳は、民生費4,373万4,000円、衛生費152万6,000円である。民生費4,373万4,000円は、10月からの消費税10%の増税の対策としてプレミアム付商品券事業費である。これまでの消費税増税の際には、政府の景気判断としては、「回復」とされながらも、現在の8%になってからは、「生活は苦しくなった」と多くの方が実感している。こうした中でのプレミアム付商品券事業だが、購入できる方は、住民税が非課税の方と、2016年4月2日から2019年9月30日までに生まれた子供がいる世帯の世帯主に限定されている。消費税10%への増税が、低所得者や子育て世代の消費に影響を与え、地域の消費に大きな影響を及ぼすと政府自らが認めた上で事業を展開するものであり、まさに一時をしのぐ対策としか思えない。 以上の理由から、本補正予算には反対する。 今、2人の反対討論でありましたけれども、以上の討論の後、起立による採決を行い、議案第64号 令和元
年度仙北市
一般会計補正予算(第1号)は、賛成多数により原案を可とすべきものと決定をいたしました。 これで予算常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。
○議長(
青柳宗五郎君) 委員長、ちょっと訂正して。
総務文教常任委員会、地域おこし協力隊事業費19万5,000円ってしゃべってたども、これ減額だから減額の。
◆15番(
八柳良太郎君) 訂正いたします。地域おこし協力隊事業費19万5,000円と申し上げましたが、これ減額の19万5,000円ですので、訂正しておわび申し上げます。すいませんでした。
○議長(
青柳宗五郎君) 予算常任委員会は、議長を除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑は省略いたします。 これで予算
常任委員長の報告を終わります。 各
常任委員長の報告を終わります。 これから討論を行います。 日程第1、議案第56号 総務部及び
教育委員会に係る
消費税法及び
地方税法の一部改正等に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定についてに反対する討論を行います。 通告により発言を許します。7番、
平岡裕子さん。
◆7番(
平岡裕子君) 議案第56号 総務部及び
教育委員会に係る
消費税法及び
地方税法の一部改正等に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定についての反対の立場から討論をいたします。 10月から予定実施の消費税10%は、2014年消費税8%以来、市民の暮らしは苦しくなった、景気は確実に悪くなっているとされる中での増税となります。低所得者の方や子育て真っ最中の方々への負担強化とするものです。公的な文化施設は、市民の交流の場であり、文化に関心を啓発させる場でもあります。使用料については、課税することなく対処すべきものと思います。 よって、本議案には反対をします。討論を終わります。
○議長(
青柳宗五郎君) 7番、
平岡裕子さんの討論を終わります。 これで議案第56号に対する討論を終わります。 日程第2、議案第57号
市民福祉部及び医療局に係る
消費税法及び
地方税法の一部改正等に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定についてに対する討論を行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第3、議案第58号
観光商工部、農林部及び建設部に係る
消費税法及び
地方税法の一部改正等に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定についてに対する討論を行います。 通告により発言を許します。7番、
平岡裕子さん。
◆7番(
平岡裕子君) 議案第58号
観光商工部、農林部及び建設部に係る
消費税法及び
地方税法の一部改正等に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定について、反対の立場から討論をいたします。 消費税増税は、観光を生業とする人、基幹産業である農林業従事者にとって、ポイント制の導入や軽減税率対応など複雑になり、10%になったら商売ができない、やがて実施予定されているインボイス制度への対応に不安を寄せている方が多数おられます。公的な施設の使用料はもとより特に水道料や浄化槽使用料は、実質賃金が上がっていない、米の低価格が続き収入が少なくなっている中で、水は生命維持に重要であり、浄化槽の世帯割額の課税は配慮すべきものと思います。 よって、本議案には反対をするものであります。討論を終わります。
○議長(
青柳宗五郎君) 7番、
平岡裕子さんの討論を終わります。 これで議案第58号に対する討論を終わります。 日程第4、議案第59号 仙北市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてから日程第10、議案第65号 令和元
年度仙北市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)までの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第11、議案第66号 令和元
年度仙北市
生保内財産区
特別会計補正予算(第1号)に対する討論を行います。 通告により発言を許します。16番、
高久昭二君。
◆16番(
高久昭二君) どうも最終日、御苦労さんでございます。 議案第66号 令和元
年度仙北市
生保内財産区
特別会計補正予算(第1号)について、反対の立場から討論いたします。 同特別会計の歳出4款諸支出金の75万円、同予算が
一般会計歳出6款農林水産業費の林業振興費のほうに振り向ける、繰り出すわけでございますけども、先ほどいろいろ議論がされてございましたこのジビエ、
野生動物を解体する処理施設をつくり、さらには食肉販売として販売するということを目的とした今回の事業でございます。私どもも予算委員会でも意見を述べてございますけれども、建設用地が
生保内電装の田沢湖生保内中心市街地の近くにあり、小・中学校の通学路及び、また、付近にはいろんな高齢者施設もございますので、そうした場所が本当にふさわしいのかどうか。一旦保健所でそこを認めれば、なかなか簡単に動かすことが私はできなくなるのじゃないかと心配するものでございます。また、
生保内財産区の管理会の会議の中でも、多くの反対の意見も出され、これらの
野生動物が果たして角館、田沢湖、西木と区分けせず、全てここで処理するということになれば、
生保内財産区だけの負担でいいのかどうかという意見も出されたと聞いております。 また、門脇市政が今回山梨県の西湖からまた新たにクニマスを貸与され、そして今、クニマス未来館で生態展示されてございますが、絶滅危惧種であるクニマスをよみがえらせるということは、これは大変な悲願であり、市民も多く期待を寄せておるわけでございます。一方では、同じく生き物、生物である熊や鹿、または今後イノシシにもあるかもしれませんが、それを殺傷処分するということは、私は門脇市政の本当に求めていることからすれば相反する行為ではないかと私は考えるものでございます。 そうしたことも踏まえて、今回のジビエをするための加工処理施設をつくるための
生保内財産区からの繰り出しについては反対し、もう少し慎重に検討すべきと考えます。以上をもって反対討論を終わります。
○議長(
青柳宗五郎君) 16番、
高久昭二君の討論を終わります。 これで議案第66号に対する討論を終わります。 日程第12、議案第67号 令和元
年度仙北市
水道事業会計補正予算(第1号)から日程第14、請願第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2020年度
政府予算に係る
意見書採択の請願書までの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 これで各案に対する討論を終わります。 11時15分まで暫時休憩します。 (午前10時57分)
---------------------------------------
○議長(
青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時15分)
---------------------------------------
○議長(
青柳宗五郎君) これから採決を行います。 日程第1、議案第56号 総務部及び
教育委員会に係る
消費税法及び
地方税法の一部改正等に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(
青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 日程第2、議案第57号
市民福祉部及び医療局に係る
消費税法及び
地方税法の一部改正等に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定についてを採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は
委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 日程第3、議案第58号
観光商工部、農林部及び建設部に係る
消費税法及び
地方税法の一部改正等に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は
委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(
青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 日程第4、議案第59号 仙北市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてから日程第8、議案第63号
仙北市立幼保連携型認定こども園条例の一部を改正する
条例制定についてまでの各案を一括して採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りをします。以上の本案は各
委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は各
委員長報告のとおり可決されました。 日程第9 議案第64号 令和元
年度仙北市
一般会計補正予算(第1号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(
青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 日程第10、議案第65号 令和元
年度仙北市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は
委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 日程第11、議案第66号 令和元
年度仙北市
生保内財産区
特別会計補正予算(第1号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(
青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 日程第12、議案第67号 令和元
年度仙北市
水道事業会計補正予算(第1号)及び日程第13、議案第68号 仙北市
過疎地域自立促進計画の変更についてを採決します。以上の各案に対する各委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。以上の各案は各
委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は各
委員長報告のとおり可決されました。 日程第14、請願第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2020年度
政府予算に係る
意見書採択の請願書を採決します。本請願に対する委員長の報告は採択です。 お諮りします。本請願は
委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、本請願は
委員長報告のとおり採択することに決定しました。
---------------------------------------
△閉会中の
継続審査について
○議長(
青柳宗五郎君) 日程第15、閉会中の
継続審査についてを議題とします。
総務文教常任委員長から、お手元に配付した請願第2号 「
イージス・アショア秋田市
新屋地区配備計画」の撤回を国に求める請願書について、閉会中の
継続審査の申し出があります。この
継続審査の申し出について採決します。この採決は起立によって行います。
総務文教常任委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに賛成の方は起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(
青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、
総務文教常任委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに決定しました。
---------------------------------------
△閉会中の継続調査について
○議長(
青柳宗五郎君) 日程第16、閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会運営委員長から、お手元に配付した本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項について閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
---------------------------------------
△議案第69号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
青柳宗五郎君) 日程第17、議案第69号
工事請負契約の締結についてを議題とします。 説明を求めます。
草なぎ建設部長。
◎
建設部長(
草なぎ雅人君) 議案第69号の提案理由について御説明いたします。 追加議案綴りの3ページをご覧願います。 議案第69号
工事請負契約の締結について。 農山漁村地域整備交付金農業集落排水事業(機能強化)桧木内地区処理施設改築
工事請負契約について、仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 1点目の契約の目的は、農山漁村地域整備交付金農業集落排水事業(機能強化)桧木内地区処理施設改築
工事請負契約でございます。 本工事は、平成12年の供用開始から耐用年数の経過に伴い老朽化した桧木内地区処理施設について、ストックマネジメントに基づき、国の農山漁村地域整備交付金を活用して施設の再構築、機能強化を図るための改築工事を行うものでございます。 2点目の契約金額は、3億525万円でございます。 3点目の契約の方法は、条件付一般競争入札でございます。 4点目の契約の相手方は、秋田県仙北市西木町門屋字漆原88番地8、西宮・佐藤特定建設工事共同企業体、代表者、株式会社西宮組、代表取締役 西宮幸実でございます。 この工事契約につきましては、去る5月27日に指名審査会が開催され、審査の結果、条件付一般競争入札で行うことが決定されました。これを受けまして5月27日に入札公告を行い、6月20日に電子入札システムにより入札が執行されております。その後、6月21日に仮契約を締結しております。 なお、工期は令和2年3月13日としております。 また、関連資料をお手元にお配りしておりますので、御参照のほどお願いいたします。 当該契約は、本議会の議決をもって本契約となるものでございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。16番。
◆16番(
高久昭二君) ちょっとお伺いしたいと思います。 倉橋副市長、つまり指名審査会の審査委員長に、あっ、会長さんでしたか、失礼しました。ちょっとお伺いしたいんですけども、西木クリーンセンターは、これは築何年ぐらいなってて、今回はどういう不具合や、または補修箇所が発生したのかどうか。まあそれに基づいて今回工事を当然行うわけでございますので、その点、第1点。 それからですね、国・県からはどれくらいの補助金をいただいているのか。全く市の財源だけではないと思うんですが、補助財源がどのくらいあるのか。2点目。 3点目、今回は仙北市内のそういうふうな一般競争入札、共同企業体の特別、特定建設の工事を行える共同企業体ということでの3つの業者さんを指名なさいましたけども、この工事の内訳としては、資料説明にもございますとおり、土木工事、そして建築工事、それからさらには設備工事、そして電気工事等が含まれてますが、それぞれ大体どれくらい配分をなさっているのか。費用ですよ、予算を。それで具体的に聞きますけども、こういう、特に設備、配電とか設備工事、電気工事やる場合は、この西宮組さん、そして佐藤建設さんが特定建設工事の優秀な業者さんではございますけども、直接工事ができるのかどうか。最終的にそういうふうな専門特定会社のほうに、下請なり、丸投げすることが考えられるんじゃないかなと想像するんですが、その点はいかがなもんでしょうか、お答え願います。
○議長(
青柳宗五郎君) 倉橋副市長。
◎副市長(倉橋典夫君) 3点目の指名審査会のかかる部分についてお答えいたします。 今回の工事は、大きく業種としては水道工事になります。そこで、市内の水道工事の業者さんが対象になって、一般競争入札のJV方式です。2社JV、工事費が1億円以上でございますので、県の基準によりまして水道工事の格付のある業者さん、2JVによる一般競争入札でございます。 なお、市内には該当する業者さんは14業者ございます。そのうち、今回参加したのは3JV、6社ということでございます。工種によっては当然下請される部分もあると思いますけども、丸投げということでは決してございませんので、それぞれ工事を遂行できる業者さんであるというふうに考えております。 他の質問については、所管の
建設部長から御答弁いたします。
○議長(
青柳宗五郎君)
草なぎ建設部長。
◎
建設部長(
草なぎ雅人君) まず1点目でございます。築何年かということでございますが、平成12年の供用開始の建物でございます。 それと、具体的にどの辺を修理するのかということでございますが、基本的には耐用年数が経過した機器類について更新することとしております。それで、資料のほうには各工種一式としか挙げてませんので、若干中身のほうお話ししたいと思います。 土木工事でございます。土木工事につきましては、既設附帯の取り壊し工事、既設附帯補修工事、それと層の改修に伴いますコンクリート工事、それと防水防食工事を行うこととしております。 建築工事につきましては、処理室床防塵塗装の除去工事、処理室柱帯筋さび補修工事、外部階段塗装工事、足場改修工事を行います。 機械設備工事につきましては、機械設備機器更新工事といたしまして、各種のポンプ、ブロア、ファン、そのほか汚泥掛け寄せ機、破砕機、水中攪拌機、し渣脱水機などを更新することとしております。 それと仮設工事といたしましては、工事中、仮設の処理施設が必要となりますので、仮設膜ユニットを一式やることとしております。それにあと附帯した配管工事が発生するところでございます。 次に、電気工事でございます。電気工事につきましては、高圧受電盤の更新工事、それと動力制御盤、計装盤更新工事、さらに非常用自家発電機の更新工事を見込んでおります。計上しております。 以上でございます。
○議長(
青柳宗五郎君) ちょっと、費用の分担というか補助金とかの分かる。
◎
建設部長(
草なぎ雅人君) すいませんでした。補助金の件でございますけれども、これは国の補助金でございまして、補助率が2分の1となってございます。 以上でございます。
○議長(
青柳宗五郎君) 16番。
◆16番(
高久昭二君) 倉橋副市長、指名審査会の会長さんにちょっとお伺いしたいんですけども、これまでですね合併してからですよ、仙北市になってから、例えば角館の環境保全センターとか環境センターとか、北浦環境センターとか、または生保内にある汚泥最終処理センターとかもいろいろこう不具合が生じた場合は工事なさってますけども、かなり大きい金額でやってますが、角館の環境保全、北浦環境保全センターでは、例えばIHIとか、またはほかの大手の専門メーカーの業者さんも使ってございましたけども、今回は全て市内の、まあできる業者さんが14業者あるというふうにただいまおっしゃいましたけども、できるもんでしょうか。 具体的に聞きますけども、機械設備、そして配管、そして高圧受電関係、まあこういうふうなやっぱり特殊な仕事をする場合は、そういうふうな有資格者が当然今はかなり厳しくなってて求められると思うんですが、この西宮組さんなり、それから佐藤建設さんなりは、そういう資格を持った正社員、従業員がおられるもんでしょうか。その点ちょっと確認したいと思います。
○議長(
青柳宗五郎君) 倉橋副市長。
◎副市長(倉橋典夫君) 工事を発注する場合、その資格要件であったり、その工事の内容の工種を厳密に審査いたしまして、その格付に合った業者さんを対象とする一般競争入札を行うというのが基本になっております。先ほど申し上げ、高久議員がおっしゃった環境保全センター等の場合は、施設がやっぱり特殊な施設でございまして、それは水道であったり電気、そういう工種にはならないということで、また、最初に施設の工事を行った大手の会社に改修等は随意契約で頼んでるというのが実情でございます。そこは地元の業者ができる工種ではございませんので、そういう判断をしております。今回は、先ほど申し上げましたとおり、基本的には水道工事の格付のある業者さんであれば一定の要件をもとに参加できるという入札を行っております。ちなみに、代表のほうの西宮組さんでは、特定建設業の許可、これが水道施設工事として許可を得ておりますし、水道施設工事A級、それから配置予定の一級土木施工管理技師の配置、管理技術者資格証、それから県の経営事項審査の受審等の要件を全て満たしておりますので、今回この工事を受注するに関しては問題がないものというふうに考えております。
○議長(
青柳宗五郎君) 16番。
◆16番(
高久昭二君) 最後の質問でございますけども、この西木、西明寺にございます西木クリーンセンターを建設なさった業者さんは、どこの業者さんだったんでしょうか、当時。それから築かなりなってて、今回更新しなければならないということでございましたけども、平成12年に供用開始したということでございましたら、平成12年前に工事を恐らくなさってると思うんで、建物が建ててからでないと供用開始はできないと思うんで、そこら辺はどのようになってたんでしょうか。それをもって、当然今回の入札を決めるための指名審査会で検討されたと思うんで、そこあたりをもうちょっと詳しく、私、西木村の市民であればもっと詳しく分かってたかもしれないけども、角館町の人間で、大変失礼なんですけどもお答え願いたいと思います。 それからもう一つは、最終的に西宮・佐藤建設で完全にできない仕事があるのかないのか。そこをちょっと確認しておきたいと思います。全てができるのかということも確認しておきたいと思います。従業員でですよ。佐藤建設・西宮組の従業員さんで全てができるのかを確認したいと思います。
○議長(
青柳宗五郎君) 倉橋副市長。
◎副市長(倉橋典夫君) まず最初にお断りしておきますけども、今回の工事は桧木内地区の施設でございますので、西明寺のクリーンセンターとは関係ございません。そこだけは確認しておきます。 それから、西宮・佐藤のJVが全ての工事ができるのかという御質問でしたけども、これは最初の答弁でも申し上げましたとおり、職種の内容、工種の内容によっては当然下請の部分は出てくると思います。これはどんな工事でも、発注する際は水道ということで発注しますけども、その中にいろんな電気だったり機械だったりありますので、当然下請の部分はどんな工事でも生じてくると、こういう大きい工事になりますと当然あるというふに考えております。 それから、この施設を最初に請け負った工事は、西松建設東北支店秋田営業所というふうになっていると今報告を受けております。 もし補足があれば
建設部長からお願いします。
○議長(
青柳宗五郎君) 補足ありますか。いいですか。
草なぎ建設部長。
◎
建設部長(
草なぎ雅人君) 今、副市長がおっしゃられたとおりでございまして、工事の目的が何かということで発注工種決まりますので、今回の場合は水道施設工事ということで水道施設工事の14業者が対象となっていることでございます。電気設備とか専門工種につきましては、それぞれその部分につきましては専門業者のほうに下請発注されることと思います。 以上です。
○議長(
青柳宗五郎君) 16番、
高久昭二君の質疑を終わります。 他に質疑ありませんか。熊谷議員、6番。
◆6番(熊谷一夫君) 二、三質問させていただきます。 最初に、この桧木内地区の対象世帯が幾らなのか、現在。それから、今回の工事によって、その後の加入率がどのぐらいを予想しているものかどうか。それから、2分の1国庫補助あるわけですけども、当然債権が発生するわけでございますので、年間の収支比率が大体どのぐらいの予測で進むものか。その3点だけお願いします。
○議長(
青柳宗五郎君)
草なぎ建設部長。
◎
建設部長(
草なぎ雅人君) 御質問のほうにお答えいたします。 桧木内地区の対象世帯でございますけれども、全世帯で486世帯、そのうち水洗化している世帯は271世帯となっております。加入率のほうですけれども、現在56.8%、これは人口で計算した割合でございます。水洗化率の向上につきましては、農業集落排水事業全体で今74.4%の状況でございます。この平均に近づけていけるよう、加入促進に努めてまいりたいと思います。 それと補助金が2分の1で、その裏財源は起債が100%充当となってございます。起債の償還のほうになりますけれども、平成30年度の決算でいきますと、元金、利息合わせまして、元金が2億536万8,786円、利息が3,906万1,504円となっております。全体の会計が農業集落排水事業特別会計全体が4億5,729万2,207円となりますので、率にしますと……今計算しますのでちょっとお待ちください。特別会計全体に占める割合が53.4%と高い割合となってございます。 以上でございます。
○議長(
青柳宗五郎君) 6番。
◆6番(熊谷一夫君) やっぱり非常に対象世帯が486世帯で、271世帯の今現在利用率だと。とすれば、やっぱり半分ちょっと、約6割にも満たない人たちが利用してると。できればやっぱりこの、特に下水道の場合、何とかやっぱり利用者を多くしていただかないと、利用率を上げていかないと、非常に事業自体が厳しくなる。これは特別会計でも同じような形で水道事業もそうですけれども、下水道事業についてもそれが非常に負担になってくるのではないかと、こう思っております。ですから、収支比率もそうですけれども、まあ国庫補助が2分の1あるにしてもですね、利用率をやっぱり少なくとも7割、8割とやっぱり上げていくことが大事なんじゃないかなと思いますけども、その周知っていうか普及についての施策っていうのはどういう形でしていくのかっていうことをお伺いしたいと思います。
○議長(
青柳宗五郎君)
草なぎ建設部長。
◎
建設部長(
草なぎ雅人君) 議員のおっしゃるとおり、利用率の向上は喫緊の課題と考えております。人口減少もありまして使用料収入下がってきている状況でございますので、加入率は大変重要な問題となっております。水洗化するためには個人負担かかることでございますので、その個人の状況に応じてのことだと思いますけれども、まずは各種の制度を利用していただく。例えばリフォーム補助金とか、貸付資金の制度も、無利子で貸付する制度もございます。そういうような制度を周知しながら、加入率向上に向けて頑張っていきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
青柳宗五郎君) 門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 私から、今の農業集落排水事業の導入の経緯を考えると、当然それは農村地域での健全な農業の環境の保持と、それから農産物を栽培する際の用排水等の健全性の確保ということになります。今、草なぎ部長から話したとおり、様々な制度の運用を皆様に周知していくということはもちろんそうであります。一方では、人口減少が特に農村部から、農山村地域からたくさんの比率として減少傾向が見えるということがあって、これを歯止めをかけなければ、本来的な加入率の向上にはなかなか結び付かないというふうな思いがあります。この方法として考えられることは、これはもう悠物語りでありますけれども、農村地域の活性化、それから農業振興、この2つの方向付けを具体に推進していくことで、そこの地域に住まれる方々の人口減少を歯止めをかけて、さらに農業地、農村としての魅力を維持することで定住・移住を図っていくというような複合的な政策でなければ、加入率の増加にはなかなかつながらない。しかしながら、これは私どもの最大の課題でありますので、一生懸命取り組みたいと思っております。議会からの皆様方の様々な御提案もよろしくお願い申し上げたいと思います。
○議長(
青柳宗五郎君) 6番、熊谷一夫君の質疑を終わります。 他にありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第69号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第69号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論ありませんか。16番。
◆16番(
高久昭二君) どうも御苦労さまでございます。議案第69号
工事請負契約の締結については、地元建設業者2社による、西宮・佐藤特定建設工事共同企業体が3億525万円で落札なさったわけではございますけれども、条件付一般競争入札。しかし、説明でも、また資料でもお分かりのとおり、もう一回、新たにもう一回、平成14年に建てられたものですけども、建て直すということになるわけでございますけども、先に熊谷議員も質問なさっておりましたとおり、全世帯数が486世帯中271世帯しか今、農村集落排水に加入してない。残りの215世帯は入っておらないわけでございます。まあ角館も同じなわけでございますけども、ますます過疎化が進み、また集落自体が消滅しかねないというふうな現状の中で、これだけの多額の費用をかけてやるのが、仙北市にとって非常に、2分の1の国庫負担があるとはいえ、残りの2分の1はやっぱり特別会計、そして市の負担持ち出し、利率もそうですけども利息も負担していかなければならない点では、かなり後世に財政的な負担を及ぼすわけでございますので、それよりも、この機会にむしろ広域的な合併処理層、農村集落に向けた、効率的で、また非常に費用対効果がある手法をもう一回再構築してこれにあたっていくというふうなことを、私は市としても真剣に取り組むべきと思います。 よって、今回の議案第69号
工事請負契約の締結については、反対するものです。以上をもって反対討論を終わります。
○議長(
青柳宗五郎君) 16番、
高久昭二君の討論を終わります。 他に討論ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。この採決は起立によって行います。日程第17、議案第69号
工事請負契約の締結については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(
青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
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△
議員提出議案第3号及び
議員提出議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
青柳宗五郎君) 日程第18、
議員提出議案第3号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書の提出について及び日程第19、
議員提出議案第4号
地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてを一括して議題とします。 説明を求めます。14番、
真崎寿浩君。
◆14番(
真崎寿浩君)
議員提出議案第3号及び第4号の各案の提案理由を申し上げます。 両案とも、
総務文教常任委員会、委員6名全員の発議であります。 要約して申し上げます。 初めに、
議員提出議案第3号 意見書の提出について(
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める意見書)について、別紙(案)のとおり意見書を提出するものとする。 学校現場における課題が複雑化・困難化する中で、子供たちの豊かな学びを実現するためには、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。 また、学校現場においては、長時間労働是正が必要であり、そのための
教職員定数改善は重要課題です。 義務教育費国庫負担制度については、国庫負担割合が2分の1から3分の1に引き下げられたままで、自治体財政を圧迫しています。 こうした観点から、2020年度
政府予算編成において、下記事項が実現されるよう意見書を提出します。 記 1.子どもたちの教育環境改善及び教職員の働き方改革のために、計画的な
教職員定数改善を推進すること。 2.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、
義務教育費国庫負担割合を2分の1に復元すること。 以上により、意見書を提出するものであります。 次に、
議員提出議案第4号 意見書の提出について(
地方財政の充実・強化を求める意見書)について、別紙(案)のとおり意見書を提出するものとする。 地方自治体は、子育て支援策の充実と保育人材の確保、高齢化が進行する中で、医療・介護などの社会保障への対応、地域交通の維持など、果たす役割が拡大し、加えて、新たな政策課題に直面しています。 このため、2020年度の
政府予算と
地方財政の検討にあたっては、人的サービスとしての社会保障予算の充実と
地方財政の確立を目指すため、下記10項目につき、意見書を提出します。 項目を要約して申し上げます。 記 1 増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、地方一般財源総額の確保を図ること。 2 急増する社会保障ニーズへの対応と人材確保をするための社会保障予算の確保及び
地方財政措置を的確に行うこと。とりわけ、保育の無償化に伴う地方負担分の財源確保を確実に図ること。 3 地方交付税における「トップランナー方式」の導入については、廃止・縮小を含めた検討を行うこと。 4 「まち・ひと・しごと創生事業費」として確保されている1兆円について、引き続き同規模の財源確保を図ること。 5 2020年度から始まる会計年度任用職員の処遇改善のための財源確保を図ること。 6
森林環境譲与税の譲与基準については、地方団体と協議を進め、林業需要の高い自治体への譲与額を増大させるよう見直しを進めること。 7 地域間の財源偏在性の是正のため、抜本的な解決策の協議を進め、各種税制の廃止、減税を検討する際には、代替財源の確保をはじめ、財政運営に支障が生じることのないよう対応を図ること。 8 地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化を図り、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の強化などの対策を講じること。 9 依然として4兆円規模の財源不足があることから、地方交付税の法定率を引き上げ、臨時財政対策債に頼らない
地方財政を確立すること。 10 自治体の基金残高を、
地方財政計画や地方交付税に反映させないこと。 各案は、以上の趣旨から地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。
令和元年6月28日 秋田県仙北市議会議長
青柳宗五郎 趣旨に御賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(
青柳宗五郎君) これから
議員提出議案第3号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 次に、
議員提出議案第4号について質疑を行います。第4号について質疑ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 ただいま議題となっています
議員提出議案第3号及び第4号については、
総務文教常任委員会の委員全員による提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。 これから討論を行います。 初めに、
議員提出議案第3号に対する討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) これで討論を終わります。 次に、
議員提出議案第4号に対する討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。 日程第18、
議員提出議案第3号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担割合2分の1復元を求める
意見書提出についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(
青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第19、
議員提出議案第4号
地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(
青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りします。本日の議決の結果、その条項、字句、数字その他の整理を要するものについては、会議規則第45条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議決の結果に伴う条項、字句、数字その他の整理は、議長に委任することに決定をいたしました。 これで本定例会の日程は全て終了いたしました。
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△市長あいさつ
○議長(
青柳宗五郎君) 市長から発言の要請がありますので、許可します。門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 6月5日に開会をした令元和年第3回仙北市議会定例会の閉会にあたり、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案をした
令和元年度補正予算案、条例案、本日追加提案した案件など多数の議案について、活発かつ慎重な御審議を賜り、全ての議案について御可決をいただくことができました。誠にありがとうございました。 お疲れの中で大変恐縮でありますけれども、数点について議会の皆様に御報告を申し上げます。 初めに、東京オリンピック・パラリンピックホストタウン事業についてであります。 6月23日、タイ王国パラリンピック委員会、タイ王国車椅子バスケットボール協会、秋田県、仙北市の四者で、スポーツ交流に関する基本合意を締結しました。調印式には、青柳議長を初め議員の皆様、市内の体育、観光、福祉関係の皆様から御出席をいただきました。誠にありがとうございました。翌24日には市内体育施設の視察を行い、10月中旬の合宿実現に向けた情報交換を行っております。また、11月下旬から、タイ王国パタヤで開催される2020年東京オリンピック・パラリンピックアジア予選へ、仙北市からの熱い応援を期待しているとリクエストもいただいております。 今回の基本合意締結を契機に、さらなるスポーツ、文化の交流や観光、経済交流の深化に努めたいと思います。議員の皆様の御支援をよろしくお願い申し上げたいと思います。 地域おこし協力隊の新規募集についてであります。 市では、現在活動している3人の地域おこし協力隊に加え、インバウンド対応も含めたグリーン・ツーリズム関連と日本版DMO関連で、それぞれ1人ずつ募集をしておりました。グリーン・ツーリズム関係では9月以降の着任が決定をし、日本版DMO関連も間もなく隊員の選考を予定しております。2つの分野で新たな活動をしていただき、さらなる地域活性化に結び付けたいと考えております。 次に、西木温泉ふれあいプラザクリオンの営業についてであります。 クリオン機械室内の貯湯層及び温泉用ろ過機の改修工事に伴い、7月6日から温泉の営業を休止する旨を広報6月16号でお伝えをしておりました。しかし、入札不調のため7月以降も通常営業をすることとし、この旨を広報7月1日号でお知らせすることとしております。現在、クリオンと発注時期等について調整を行っております。 次に、秋田内陸縦貫鉄道の事故についてであります。 6月1日、西木内小山田字鎌足地内で、秋田内陸縦貫鉄道の遮断機のない踏切内で乗用田植機と列車の衝突事故が発生し、80歳男性が亡くなっております。謹んで御冥福をお祈り申し上げます。 次に、白岩地区の断水についてであります。 6月18日から20日にかけてと6月22日の終日、この二度にわたる断水が発生をしております。白岩地区の水道利用者155世帯の皆様には大変な御不便をおかけしてしまいました。一度目の断水は、警報にあらわれないろ過機電極部の故障と漏水が重なり、排水池の浄水がなくなってしまったことが原因でした。警報にあらわれない機器の故障のため、原因特定までの時間を要し、長時間の断水となってしまいましたけれども、6月20日午後に復旧をしております。防災無線や安全・安心メールで住民へお知らせをするとともに、白岩小学校において給水車2台による給水活動を行い、受水槽設置施設には浄水を運搬するなどの対応を行いました。また、二度目の断水は、原水を取水している斉藤川が雨不足による渇水状況となっているところへ、砂防堰堤内の堆積土砂の一部が崩れ、取水溝へ水が来なくなってしまったことが原因でした。給水活動と浄水の運搬等の対応を行い、防災無線や安全・安心メールに加え、広報車による周知を行いました。砂防堰堤下流の水路からの取水に変更し、同日夕方に復旧をしております。 このたびの断水にあたり、住民の皆様への大変な御不便と御不安を与えてしまいました。重ねておわび申し上げるとともに、安定した浄水の供給に努めます。 なお、給水活動にあたり、地元の皆様に多くの御協力をいただきました。この場をおかりしまして、改めて御礼申し上げます。 報告は以上であります。 議員の皆様、市民の皆様方の一層の御指導、御助言を重ねてお願い申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
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△閉会の宣告
○議長(
青柳宗五郎君) これで本日の会議を閉じ、
令和元年第3回仙北市議会定例会を閉会をします。 御苦労さまです。 (午後0時04分) 以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和 年 月 日 仙北市議会議長 仙北市議会議員 仙北市議会議員...